東日本大震災の影響について

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平成23年3月11日に発生しました東日本大震災により被災された皆様には、心よりお見舞い申しあげます。

今回の地震による当研究室の7月15日現在の状況をお知らせします。

 

1.  教員・学生の安否

教員5名、秘書1名、学生22名の研究室全員の無事を確認しました。また、外国人留学生の2名は帰国しました。

 

2.  被害の状況

当研究室は、平成23年3月11日に発生しました東北地方太平洋沖地震および平成23年4月7日に発生しましたM7クラスの余震により、甚大な被害を受けました。これにより建物の一部及び機械装置のほとんどが損傷しました。 ⇒ 被害状況写真

また、アメリカ化学会のChemical & Engineering News誌およびScience誌に今回の地震に関する記事が掲載されており、当研究室の惨状が紹介されています。

Chemical & Engineering News誌

http://pubs.acs.org/cen/news/89/i12/8912notw1.html

http://pubs.acs.org/isubscribe/journals/cen/89/i21/html/8921cover1.html

Science誌

http://www.sciencemag.org/content/333/6039.toc#NewsFocus

 

3.  研究活動への影響について

今回の震災による当研究室の完全な復旧の見通しは、現時点でもまだ未確定です。修繕工事等に係る費用を含めた実質損害額は未確定ですが、数千万円以上と予想されます。4月にはいってようやく化学棟の通電・通水が完了し、倒壊した棚等の撤去など本格的な復旧作業が始まりました。5月には仮補修工事・研究室移転に向けて研究室内の片付けを行いました。6月に農学部本館および物理C棟に移転して、現在では少しずつですが合成実験を再開しています。分析装置なども修理によっていくつかは利用できるようになりました。NMRは無事だったものを共用で利用させてもらっています。 ⇒ 復旧状況写真

 

4.  復旧スケジュール

4月 廃棄作業、試薬処理
5月 研究室片付け、移転準備
6月 農学部本館および物理C棟への移転、化学棟仮補修
7月 研究活動再開

10月 建設中の仮設校舎に再移転予定 

 

 


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