被害状況写真

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地震後の8階の廊下の状況。

エレベータ棟との接続部分が裂けました。

天井から落ちた破片が散乱しています。

裂けた8階の廊下。

およそ20センチほど分離しました。

下の7階が見えてます。

多くの学生が部屋から廊下に逃げましたが、

座っても転がされるようなひどい揺れでした。

扉が激しく開閉して、大変危険な状態でした。

セミナー室(803)の状況。

本棚が倒れて、本が散乱しています。

部屋の中から見た様子。

コピー機が壁にめり込んでいます。

棚の固定金具は壁から引き剥がされました。

机の下にいたら、閉じ込められるところでした。

飛田教授室(801)の状況。

書類棚がドミノ倒しになり、書類が散乱。

足の踏み場もありません。

測定室(802)の状況。

テーブル上の測定器具は全て落下しました。

吊り棚も崩壊。

落下したガスクロ。

落下したガスクロに接続していたボンベ。

重量のあるガスクロに引きずられて転倒。

2点固定の鎖も外れてしまいました。

固定してあったボンベ立ても移動します。

紫外可視吸収測定装置。

落下した吊り棚がぶつかって破損しました。

グローブボックスも大きく移動。

電源装置は落下して破損してしまいました。

真空ポンプに乗り上げるほどの揺れでした。

グローブボックスの中の状況。

棚が落ち、サンプルが散乱しています。

実験室(805)の状況。

引き出しが飛び出て人が通ることもできません。

壁に固定されていたドラフトも1mほど移動。

配管は引きちぎられてしまいました。

耐震試薬棚は見る影もありません。

試薬は飛び出て大変なことになっています。

重量物は大きく動くので大変危険です。

地震直後はこんな状況でした。

この後大きな余震がきて、より大変な状況に。

余震でさらに崩壊がすすんだ様子。

上の写真手前の実験台が倒れています。

何とドラフトも倒壊。

エアコンも天井から落ちてしまいました。

危険な状況なので、なかなか復旧できません。

実験室(806)の状況。

中央にあったドラフトが大きく移動しています。

金具で固定してあった乾燥機も無残に落下。

ドラフトの上部。

配管が破壊されてしまいました。

実験室内の状況。

机の上の物はほとんど落下してしまいました。

耐震マットで固定したパソコンは残りました。

ここでもエアコンが落下。

負傷者がいなかったのは本当に奇跡です。

ドラフト内の蒸留塔の状況。

傾いていますが、かろうじて残っています。

物品棚と硝子棚の状況。

硝子棚はほとんど無傷でした。

飛び出した物品が出口を塞いでしまいました。

試薬庫(811)の状況。

有毒な試薬が散乱しているため閉鎖中。

復旧作業の最難関です。


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